投稿ページ

「UECコミュニケーションミュージアム」に展示されているJRC製品のご紹介 (2009.7.2 Thu)

                寄稿 :社友 槙 光治 (同館 学術調査員)

 電気通信大学(UEC)構内に昨年リニューアルオープンした博物館には、多くのJRC製品が展示されておりますのでここに紹介いたします。

 京王線調布駅北口に位置する電気通信大学には、1998年無線通信に関わる歴史的機器の保存を主たる目的に、当ミュージアムの前身「歴史資料館」が開設されました。2008年11月には改装した建物に移り、名称も「UECコミュニケーションミュージアム」と改められ、展示を一新しました。

 収蔵品・資料には、UECのルーツが無線通信にある関係上、無線通信の歴史的に重要な機器や、JARL(日本アマチュアー無線連盟)コレクション、また近年寄贈された真空管・アマチュア無線機・音響機器・ラジオなど貴重品が数多くあります。
 下の写真は、昭和初期に製品化されたJRC製 長中波受信機 RH-6です。同調用コイルを差し替えて受信周波数帯を切り換える方式となっております。



 その他、主なJRC製品を一覧表にしましたので、そちらをご覧下さい。
(クリックするとそのページにリンクします)

(一覧表中にある送信機 NSD-1738D、受信機 NRD-1052A、NRD-1062、NMR-125について、その特徴、性能などご存じの方は事務局へお知らせ下さい。)

「UECコミュニケーションミュージアム」のホームページにもアクセスしていただき展示されている史料をご参照ください。また、新しい「ミュージアム」にもご来館下さい。可能な限り、ご希望に合わせご案内いたします。

 所在地 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1    TEL/FAX 042(443)5296

« 前のページ | 次のページ »